向田邦子没後40年特別イベント「いま、風が吹いている」

実家の鹿児島に帰省した際は必ず「かごしま近代文学館」に行っています

ここには向田邦子さんの作品や私物の展示があり毎年新しい企画展が開催されていて何度も見に来たくなってしまう。

今年、コロナで初めて実家の鹿児島へ帰省しませんでしたが

たまたま東京・表参道のスパイラルホールでイベントが開催されるというのを知り行ってきました

向田邦子没後40年特別イベント「いま、風が吹いている」

手書きの原稿やファッション、万年筆、器、旅の写真などが展示

当時は珍しかった留守番電話には肉声が残っている

黒柳徹子さんの『トットてれび』でもトットちゃんが向田さんの留守電に何度も話かけてるエピソード(話が長くて録音時間が足りなくて何度もかけなおす)面白かったな

おしゃれで、食いしん坊で、猫好き、好奇心旺盛で仕事が好きな人

あの昭和の日航機事故で亡くなったのは3ヶ月後に52歳をむかえる頃でした

当時私が小学生で父方の祖父の家に夏休みに遊びに行っていた時にあの衝撃的なニュースを見て向田邦子という人を知った

『時間ですよ』も『寺内貫太郎一家』などは観ていたがあの脚本家とは知らなかった

お父様が鹿児島の方で小さい頃鹿児島に住んでいた話や姉妹の長女だったりを読んでなんとなく自分とリンクしてしまい読むようになり

作品もさることながら、おしゃれ、料理、食いしん坊、一人旅や多趣味の収集癖、秘密の恋愛など、知れば知るほど作品そのものの趣深き女性だったのだなと思えました

没後40年たち小学生だった私があの頃の向田邦子さんの年齢になり

今回の会場で様々な向田作品の一節がプリントされた長い紙があり「お一人様1枚どうぞ」と会場の若い女性に手渡されたのがこちら

「五十を過ぎて、新しい分野のスタートラインに立てるとは、何と心弾むことなのでしょうか。用意の姿勢をとり終わらぬうちに突然ドンーとピストルが鳴ったようで、選手はいささかあわてておりますが。」(オール読物 1980年10月号)

新しいことをやることに後押しをしてくれる良いメッセージを頂けた気がします

昔みたいにいろんな小説を読んでみようかな


向田邦子 没後 40 年特別イベント 「いま、風が吹いている」
会期:2021.1.14(木) -1.24 (日) 11:00-20:00
会場:スパイラルガーデン(1F)
入場無料

@mukodakuniko_kakeru